一般社団法人日向青年会議所
第57代理事長 加形 隆光

「はじめに」
 私達はどこへ向かっているのか。私達日向青年会議所の現役メンバーは、2018年度は8名からスタートし、新たに3名の志を同じくする仲間が加わりました。2019年度はこの粒揃いの11名のメンバーでスタート致します。しかし、20歳から40歳までと年齢制限のある青年会議所において翌年になると卒業しなければならないメンバーも控えており、日向青年会議所はたちまち10名に満たないメンバーになってしまいます。
 今日に至るまで何の為に日向青年会議所運動を先輩方から引き継いで来たのか。その想いは1つであると思います。それは、「日向市というまちや日向市に住む人達の為に。」という志に尽きます。この志を持ち日々活動しているのは、私達日向青年会議所メンバーだけではありません。ただ、私達日向青年会議所一同は志を同じくする仲間を1人でも多く増やしたいといつも思っています。なぜならば、まず志の同じ仲間が1人でも多く増えると互いに刺激を受け、様々な相乗効果や可能性が広がり、ワクワクするからです。そのワクワクするような楽しさで地域に貢献する事ができるのが青年会議所運動であるからです。その為にはまず、私達現役メンバーが各々自燃し、誇りを持ち私達にしかできない事を取り組んでいく。そして、私達青年会議所にしか作りだせない空気感を多くの方々に触れて頂き、共有していく機会を創出し、私達に興味を持って頂きます。会員拡大への原点はそこからであると考えます。会員拡大という言葉は受け取り方によっては強制的なイメージを持たれるかもしれません。これは、断じて強制的であるべきではありません。私達は限られた時間の中で生きています。与えられた状況下で、広い視野とネットワークを持ち、そして、熱意を持って取り組んでいる日向青年会議所をできるだけ多くの方にできるだけ参加型で見て頂きたいと考えております。そして、彩られた日向青年会議所の門をたたいて頂ける方が1人でも多く増えていく事を切に願っております。

「The Power of Dreams」
混沌とした現代の中で私達にとって何が必要なのかを考えた時、様々な事が思い浮かびます。それらの事の根源には、「夢を持つ事」があると考えます。
 夢を持つ事で、自分の壁にぶつかり、自分自身を見つめ直し、自分に足りない事を補い、汗や涙を流しながら自分の弱さに気づき、そこから湧き出してくる何かを持って挑戦し成長していく事ができます。そして、挑戦している時こそ、人は輝く人となり笑顔がこぼれるのだと思います。「No play,No error.」は「No sweat,No tears.」とも言い換えられます。近年、経済的に成長し世界的に見ると安定した生活のできる日本では夢を語る大人が減っており、大人を見て育つ子供は夢を持ちにくい時代になってきているように感じます。たとえ、どのような夢であったとしても、本気で夢に向かって挑戦している大人の姿を見て子供は目を輝かせます。失敗を恐れず、全力で挑戦する若者を1人でも多く増やしたい。日向市というまちが大人も子供も夢を持って挑戦し笑顔のあふれる夢のまちへと変貌を遂げる為の火種となれるように、私達日向青年会議所は邁進して参ります。混沌とした現代だからこそ「夢の力」で笑顔を広げます。

「ECOと防災」
 近年、私達の住む地球が悲鳴をあげています。現代の経済を優先するがゆえに、自然を破壊し自然界の生態系を壊し、多くの資源を消費し、地球環境に悪いとわかっていながらも快適さや再び経済を優先させてしまう。
 現代はそんな悪循環に陥っています。ただ人間には心と体と知恵があります。私達日向青年会議所はまずは我々の住む日向市から少しずつでも地球環境を意識していく必要性があると考えます。次世代の子供達に青空を見せたい。災害を少しでも減らしたい。安心して暮らす事のできる日向市にしたい。私達は地球環境を大切にする事と同時に、いつ起こり得るかわからない災害による不測の事態に備える事も急務になります。また、防災につきましても2018年からスタートした防災事業を見つめ直し、ECOと防災について日向青年会議所として一体何ができるのかをしっかりと議論し実行して参ります。

「国際社会人として」
 今、確実に日本の人口減少が進んでおります。様々な要因により、地元の親戚、友人、知人も都市部へ移り住み、少子高齢化の流れもあり、地方に住む私達は特に深刻な人材不足に陥ってきております。今後30年で国内の総人口が2000万人以上減少し、都市部より地方で3割減が当たり前のひどい落ち込み方をすると言われています。今後は女性の活躍や外国人の雇用やダイバーシティに基づいた多様な人材の活躍が必要となっていきます。
 日本は島国です。数十年前までは比較的、海外へ出て行く事事体に慣れていませんでした。現在は大きく違います。私達は48時間あれば地球上のどの国へも行く事が可能です。国際社会人として互いに互いの事を理解しリスペクトし合う。国際交流の場面では特に必要なことであると考えます。
 誤解を恐れずに申し上げますと、例えば九州人が東京へ出て行った時、どこかの場所で偶然九州の方に出会うと、「宮崎の方ですか。」や「福岡の方ですか。」などと同郷の心で親近感を持つ事は多いと思います。これが、一歩、欧米などの国へ行くと、アジア圏の人達で「Are you a Japanese?」や「Are you a Korean?」などと近隣国スケールでの親近感へと変わります。やがて、ひょっとしたら「地球の方ですか。」となる日も遠くはないかもしれません。地球という青い星はたったの1つしかありません。まずは、私達日向青年会議所メンバー各々がグローバルな視野を持つ事とダイバーシティの心の醸成に努め、国際社会人としての日向市のリーディングリーダーとなれるように自己研鑚して参ります。

「私達日向青年会議所メンバーの為に。」
 私達、日向青年会議所メンバーは異業種で同世代の志を同じくする団体です。メンバーそれぞれの取り巻く違った状況の中で本職の仕事をこなしながら、時間を捻出し、地元日向市の為に青年会議所運動に励んでいます。青年会議所運動に励んでいく中で、ぶれてはいけない目的があります。その目的は「地域の為になる。」事です。その為には青年会議所の綱領の中にもある「青年としての英知と勇気と情熱」が必要になります。そこで、まずは私達自身が成長する為の人材育成を行わなければなりません。入会歴の浅いメンバーから長いメンバーまで一緒にスキルアップしていく為の自己成長について取り組みます。

「結びに」
 私が日向青年会議所に入会して2019年度で4年目になります。一般的にはいわゆる「若造」です。しかし、そんな若造は第57代理事長を仰せつかりました。責任ある役職です。たった3年の経験しかない若造が一体何ができるのか。そう思われるかもしれません。その事は私自身が1番よく理解しているつもりです。しかし、私には心強い大切な仲間がいます。そして、私自身が真っ先に自燃して魂を魅せなければなりません。最後の最後までやり抜く覚悟を持ち職責を全うする所存です。皆様、どうかよろしくお願い致します。

スローガン
「立志伝中」   (りっしでんちゅう)

テーマ
いかなる状況にあっても人一倍精進する心と感謝の心を持ち、二度と来ない今を楽しもう!